基本編(MIDIでBGMをつける)

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データの準備

MIDI形式のファイルは、うまく作れば画像のアイコンよりもサイズを小さく出来ます。 BGMに使う場合は音質よりもダウンロードの早さが最優先なので、MIDIファイルを使うのがよいでしょう。

自分で曲を作らないなら

自分で曲が作れなくても、現在無料で利用できるMIDI素材はたくさん流通しています。 当サイトもMIDI素材サイトの一つです。

そういったサイトからダウンロードした素材には、圧縮されているものとそうでないものがあります。 ファイルの拡張子が.midならそのまま使用出来ますが、.lzhや.zipや.sitなどでしたら、それぞれ解凍ソフトで展開して、拡張子が.midの形式のファイルを取り出してください。

自分で曲を作るなら

自分でMIDIファイルを作るには、シーケンサーと呼ばれる機械やソフトを使います。 近頃は初心者向けのものも増えてきたので、普段から楽器や楽譜に親しんでいる人なら初めてでも楽に作る事が出来ます。 自分では楽器が演奏出来なくてもコンピュータに演奏させることはできますし、中には鼻歌をマイクに向かって歌うと楽譜にしてくれるソフトまであります。

単体で売っているシーケンサーや、いわゆるシンセサイザーやキーボード内蔵のシーケンサーは10万円程度するので、趣味で細々とやる向きにはパソコンのシーケンサーソフトを買うのが良いでしょう。 フリーウェアとして流通しているシーケンサーソフトもあるようですが、一般に操作が面倒なのでお勧めしません。 かといって高すぎるものには、機能は充実していますが初心者には難しすぎるものもあります。

私はYAMAHAのXGworksとRolandのCakewalk Pro Audioというソフトを使っています。 どちらも何度もバージョンアップを重ねて洗練されていますので、初心者でも抵抗なく使えるソフトになっています。 機能は十分にある上に、この種のソフトでは一番安い部類なのも魅力的です。(XGworks 29800円、Cakewalkシリーズ 18000〜58000円)

他に有名なソフトとしては、Singer Song Writer、Opcode Vision、Logic Audioなどがあります。 楽器店のコンピューターミュージックブースに行って、実際に触らせてもらって選ぶのが良いかもしれません。 それぞれのソフトの使い方についてはここでは説明できませんので、それぞれのソフトのマニュアルを参照してください。

どんな環境の方にも聴けるようにするために、ファイルの保存形式には注意してください。 通常はSMF(Standard MIDI File)レベル0(またはレベル1)を選びます。 必ずファイルの拡張子は.midにしてください。

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ページへの埋め込み

BGM用のファイルが準備できたら、次はそれをBGMを流したいページに埋め込むためのHTMLを書く作業です。

少なくともHTML4.0以降の規格では、MIDIファイル等のマルチメディアオブジェクトをページに埋め込む際は、<object>要素(タグ)を用いて記述するよう勧告されています。 しかし、現在一般によく使われているブラウザやプラグインのほとんどはこの要素を正しく解釈できません。 そこでここでは当面の間は経過措置として、より多くのブラウザで意図どおりに表示させるために、Netscape Navigator 2.0以降とInternet Explorer 3.0以降の独自拡張である<embed>を使った方法を紹介します。

<bgsound>タグはInternet Explorerのみの独自拡張であり、ページを見る人の意志で再生・停止の操作ができないので使うべきではありません。

ホームページのBGMは、できるだけ全ての環境の人に聴いてもらえるようにする必要があります。 日本で現在使われているMIDI再生用プラグインの多くで、ほぼ同じ動作で再生できるようにするためには次のように書くと良いでしょう。 強調表示の部分は必要に応じて書き換えてください。

<embed src="再生したいMIDIファイル名"
      type="audio/midi"
      width="150" height="40"
      autostart="true"
      loop="true" repeat="true">

このソースは、必ず<body>タグと</body>タグの間に書いてください。 <head>と</head>の間に書いても表示されませんし、再生もされません。 Microsoft FrontpageなどのHTMLソースを扱わずにデザインするタイプのホームページ製作ソフトを使用されている場合は、「HTMLソース表示」などのウインドウで書き込むようにしてください。

指定できる主な属性(オプション)とその値には次のようなものがあります。

src (必須)

再生するMIDIファイルの置かれているアドレス(URL)を指定します。<img>のsrc属性や<a>のhref属性と同じ書き方です。http://から書いても構いませんし、MIDIファイルとHTMLファイルが同じフォルダ/ディレクトリに入っているなら、ファイル名だけを書きます。ファイル名には必ず拡張子.midをつけましょう。

(例) HTMLファイルと同じディレクトリにあるbm6.midを使う場合
src="bm6.mid"
type (必須)

埋め込むファイルの種類(MIME type)を指定します。MIDIなら、必ずtype="audio/midi"なので、変更しないでください。

width, height (必須)

表示されるプラグインのパネルの大きさをピクセル単位で指定します。WIDTHが横幅、HEIGHTが縦幅で、これも<img>での指定と同じ方法です。プラグインの種類によってきれいに見えるパネルの大きさは異なりますが、横150×縦40程度を指定しておけばだいたい無難に収まります。他によく使われるサイズには、(width, height) = (150, 40), (100, 30), (40, 30), (16, 16), (2,2)などがあります。0や1などの値を指定すると、音が鳴らない人や画面全体が見られなくなる人が出てきますのでやめましょう。

autostart

ページが開かれた時に、自動的に再生するかどうかを指定します。自動再生したい時は"true"、したくないときは"false"を指定してください。

repeat, loop

曲が終わりまで流れた時、繰り返して再生するか、また、何回再生するかを指定します。repeat属性とloop属性は、違う環境の人のために同じ内容を2通りの書き方をしているものなので、必ず同じオプションを指定してください。

(例) 繰り返したくない場合 repeat="false" または repeat="0"
ずっとループさせたい場合 repeat="true" または repeat="infinite"
3回だけループさせたい場合 repeat="3"
(回数指定はできないプラグインも有ります)
pluginspage

曲を再生させるために特定のプラグインを指定したい場合に、そのプラグインの入手できるURLを記述します。

このほかに、次のような一般的ではない属性がありますが、これらの機能は使えないプラグイン・ブラウザが多いのでお薦めできません。

hidden
プラグインパネルを隠す(true)・隠さない(false)
panel
MIDPLUGの再生パネルを白っぽく表示(0)・黒っぽく表示(1)
save
パネルからファイルを保存することを許す(true)・許さない(false)

ここで想定しているMIDI再生プラグインは、以下の通りです。(2000年3月〜8月当サイト調査)

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ページの公開

HTMLが書けたら、まずそれをブラウザで開いてみましょう。 その状態で曲が鳴ることを確認したら、そのHTMLファイルとMIDIファイルを一緒にサーバーに送ってください。

MIDIファイルを送る時には、必ずFTPソフトでバイナリモード(Raw dataモードと書いている場合もあります)を指定してください。 アスキーモード(テキストモード)で送ると、データが壊れて正しく再生されません。

ファイルをきちんと転送したのに正しく再生されない場合は、まずお使いのプロバイダにMIDIデータを使いたいがうまく行かない、と問い合わせてください。 大抵のプロバイダではMIDIが使えるように設定してくれます。 自分で設定するよう指示された場合は、当サイトのFAQの「サーバー設定」を参照して設定してください。

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last updated February 13, 2001.

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