In the Air

nerve > miscellaneous > sundry matters > lyrics > in the air

滞った空気 かきわける力
使いこなしたふうに 見せびらかしたら
幼いままの 姿を遺し
閉じ込められた

重い窓の向こうの 小鳥の羽でも
少し取りにゆこうと 手を差し伸べても
鳥は飛び立ち 手は空(くう)をかすめ
届かなかった

それでも少しずつ厚い壁の向こうの風を
僕も感じられるようになったから

いつかは広い世界で
眩い陽射しにさらされても
弱みすら隠さないでありのままの僕に
出会えるように

扉のない小部屋の 壁の煉瓦を
突き壊した欠片の 隙間にみえる青
初めて見た空は 心なしか
険しかった

遥かに舞い上がる白い鳥が受けている風を
僕も受け止められるようになったから

これから広い世界で
吹きすさぶ風にあおられても
痛みすら甘んじて受け止める僕を
探せるように

祈りに似た願いだけで何処まで飛べるのだろう
近づく地面に思わず目を閉じる

気付けば辺りには鳥の群れが羽を休め
僕もまた飛び立てるようになってきた

この歌詞は、98年に大学の後輩の田中君と二人で活動していたユニットemoの為に書きました。emoでは作詞担当だったので曲は作っていません。

In the AirのMIDI版は田中君のサイト http://ha2.seikyou.ne.jp/home/daichan/で聴くことが出来ます。

彼は落ち着いたポップスを作ることにかけては僕などが全く太刀打ちできないくらいの能力を持つ作曲家なので、是非訪れてください。

この曲を彼が演奏し僕が歌ったRealMedia音源(600KB強)を下のリンクで聴くことができます。音質は少し落としてあります。

↑[ 歌詞 ]  [ 目次 ]

last updated February 13, 2001.

nerve (雑音空間) - http://k2works.com/nerve/

1997-2001 (c) nerve@k2works.com(K. Kusanagi), all rights reserved.