Too blue

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「この街にもこんな空があったね」と
ふと思い出したようにつぶやいた
聞こえてくるのは誰の声?
ほとんど終わった夏に響く歌

冷たい風が運ぶ真っ直ぐな雲陰りなく白く輝いていた
やがて彼も流れ
僕の上に冷たく影を落とし暗く揺れるのか?

今はそぶりさえも見せずに
「飛べる」と語りかける羽のように
軽く飛んでいるのに

蒼すぎる空の下(した)風に揺られ
僕は言葉さえ失い空へと舞い上がる
大きな力の前
僕はただ無力すぎて

流れる空気の中布を拡げ
照り付ける陽射しの中まどろんだ
彼女も明日には見つめていても痛まないほど鈍く陰りだすのか?

今はそぶりさえも見せずに
辺りの木の葉さえも鮮やかすぎに
彩っているのに

碧すぎる木々の下(もと)風に吹かれ
僕は心の重さ忘れ梢へと飛び立つ
今日だけのこの力を無駄にしないために

誰の力も借りずに
誰も知らない明日へはばたく
少し不安な心を映して真っ青な空に

青すぎる僕の中風は強く吹いて
壁を登る僕は手を滑らせそうで
細い腕に託した夢はまだ遥かすぎて

Too blue

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last updated February 13, 2001.

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