脱皮 幻影 今の体たらくを脱し、一皮剥ける必要があると感じた。 爪を立ててバリバリと剥ぐ。しかし血が出てひりひりとするだけで全く何も拭い去れた気がしない。まだ足りないのかと更に剥ぐ。何なら爪まで剥ぎ取れば良いのか。 所詮何を千切り取っても何も変わりはしないのだろう。年度が変わり、環境が変わり、周りの人の構成が変わっても、所詮は与えられた狭い自由の枠にぶつかりながら、狭い螺旋を描いて生きるのだ。 ← 便乗 価値観の距離 →